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咳で寝られない。

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、通常、繰り上げ100%ウイルス感染症ですよ。
水様性鼻汁(耳漏)が膿性鼻汁(耳漏)に変わっても、ウイルス感染症ですよ。

20歳代の患者さん。
受診理由は「不眠を伴う咳」。鼻閉、後鼻漏も。

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①右への鼻中隔突出、高度。
②左大量膿性鼻汁。多分、右も同様と思われます。

膿性鼻汁は、細菌感染症の証拠ではありません

末梢血液白血球数  7,200/μl

ウイルス性急性副鼻腔炎、でした。

激しい咳を伴う急性副鼻腔炎ですので、
薬剤選択は
①シングレア
②シムビコートタービュヘイラー

再診が無かったのが残念でした。
経過観察が大切な勉強なんです。

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始90分後血糖値:106mg/dl

咳で寝られない。_a0082724_228617.jpg


こんなパンフレットが送付されました。

麺だけの糖質量で1人前60g余り、
糖尿病と診断されている方では、食べてしまうと、60×3=180mg/dlの血糖値上昇ですよ。
恐ろしい献立ですよ。

大豆麺なら、静かな血糖値の経過を見ることになるでしょう。

糖質制限の世界では、当たり前の話ですよ。

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by hanahanak2 | 2013-09-13 22:20 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)