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鼻中隔矯正術、術後2年。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

改善しない、鼻腔・副鼻腔症状は手術療法を提案しています。
手術をと言うと、それきり来院無くなる場合が多いですが、
絶好のチャンスを勝ち取られる患者さんも確実に居られるのも確かです。

そんな患者さん。
2年前、「イビキ」を治して欲しいと来院された患者さん。

鼻中隔矯正術、術後2年。_a0082724_2045573.jpg

右への鼻中隔彎曲のために、右鼻腔が極端に狭くなっていました。

もう、直ぐに鼻中隔矯正術をやりました。
術後、「イビキ」は消失しました。

術後2年、最近の状態。
鼻中隔矯正術、術後2年。_a0082724_20461627.jpg

快適な鼻呼吸が出来ております。

今回の受診理由は「咽頭痛」
咽頭扁桃・舌根扁桃の腫れは認めましたが白苔無し。
末梢血液白血球数1万以下でしたので、
ウイルス性急性咽頭炎と診断し、抗菌薬不使用スタートしました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分血糖値:99mg/dl。

鼻中隔矯正術、術後2年。_a0082724_2115319.jpg

外来で他科にての血液検査データを拝見しておりますと、
尿酸値の高い患者さんも目立ちます。
決まって、肥満傾向です。

検査を受けられている患者さんは、大抵、薬物服用もきちんと・・・・。
内服では、肥満傾向は改善しないですよね。
体重を落として、と言うだけでは「はい」だけでしょう。

糖質制限を採用しないと改善は無理では・・・・・

耳鼻科医の私が懸命に説明するのですが、内科主治医ではないですから、
患者さんには容易に納得していただけません。

「先生のような事を言う先生は何処にもいないよ」です。
「あんたの5年後10年後20年後の悲劇を考えてのアドバイスなんですよ」
なんか、決めぜりふが、欲しいものです。

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by hanahanak2 | 2013-09-01 21:20 | 鼻中隔弯曲症 | Comments(0)