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急性中耳炎 症例308 その2

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症ですよ。

8月13日に書き込みした急性中耳炎の患者さん。
白血球数とその分類検査より、ウイルス感染症と診断し抗菌薬不使用で診療を開始しました。
その1週間後、
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左鼓膜の膨隆は消失、鼓室内貯留液の廃液も始まっておりました。

もし、
抗菌薬を使用していても、同じように良好な経過になり、使った抗菌薬は非常に効果的でした門コメントされる事でしょう。
特に、この時期に急性中耳炎の治験をすると、どんな抗菌薬も著効または有効ばかりですよ。
自然と治癒に向かっているだけですよ。

医師は、抗菌薬が必要かどうかを判断するのが大きな仕事と思います。

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「スーパー糖質制限」続行中。
本日朝食開始90分血糖値:110mg/dl。
トマトが犯人と思われます。

急性中耳炎 症例308 その2_a0082724_23551.jpg


薬剤の処方は単純少量を心掛けるげきと思います。

ある2型糖尿病合併症例(高齢者)報告から転記してみますと、
内服薬として、
ボグリバース:先発品としては、ベイスン。
シタグリプチンリン:ジャヌビア。
ピオグリタゾン:先発品としては、アクトス。
それで、随時血糖値:259mg/dl。
危険な数値。
内服して、259は無いでしょう。

糖質制限人のコメントとしては、
その治療では近い将来も、高齢者の悲惨悲劇が繰り返されるでしょう。

血糖を上げない食事によって、予想もしなかった明るい生活が得られると思います。

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by hanahanak2 | 2013-08-20 23:24 | 急性中耳炎 | Comments(0)