何で?今まで?
四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
数十年前には多かった鼻茸(鼻ポリープ)。
最近は激減しています。
50歳代の県外在住の患者さん。
毎月、子供さんの様子を伺いに来徳されているそうです。
鼻閉で以前より近所の耳鼻咽喉科へずっと通院されておったそうです。
積極的に手術は勧められなかったそうです。
鼻茸については指摘されておりました。
両側ポリープで、総鼻道は通行止め。
鼻中隔彎曲でさらに通気度は悪化。
咽も狭く、ひどいイビキ・睡眠時無呼吸が心配されます。
10時半血糖値:111mg/dl。
血圧:124/100mmHg。
体重:明らかに肥満。
以上により、
①糖質制限
②左内視鏡下副鼻腔手術→鼻中隔矯正術→右内視鏡下副鼻腔手術
を、提案致しました。
土日を利用すれば十分対応出来ると思います。
外来日帰り局所麻酔下手術、翌日タンポン抜去で可能となります。
無理は致しません。
出血多くなった時点で、手術が途中であっても止めてしまいます。
鼻閉の人生はつらいものです。
解消に努めましょう。
生活習慣病についても早い段階で「糖質制限」を取り入れることを提案しています。
多剤併用薬の底なし沼に放り込まれてしまいますよ。
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「糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分血糖値:106mg/dl。
糖質制限では、たんぱく質・脂肪・葉物野菜をバランス良く摂りましょうと説明するのですが。
牛肉も豚肉も鶏肉も、生産現場の状態は厳しいものがあるんですね。
開放的な生産では、価格競争で敗者になるんでしょうね。
心して、摂らせていただきます。
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by hanahanak2 | 2013-08-10 23:30 | ポリープ | Comments(0)