決め手は「白血球数とその分類」 症例305

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症ですよ。

10歳の患者さん。
来院理由は「右耳痛」。

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右鼓膜、中等度膨隆。
鼻汁は、水様性~粘性、少量。
右への鼻中隔彎曲、中等度以上。

末梢血液白血球数  90,00/μ
白血球3分類  リンパ球数  3,000/μl
          単核球      700/μl
          顆粒球数    5,300/μl


ウイルス性急性中耳炎、ですよ。

翌日、左耳痛で来院。
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急性中耳炎は、急性副鼻腔炎からのウイルス感染にて発症します。
鼻腔・副鼻腔のウイルス感染症が改善すれば、急性中耳炎は治癒に向かいます。

ウイルス性急性中耳炎を診断後は、治癒への道程を観察する待機作戦を選択するのです。

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「スーパー糖質制限」続行中。
本日朝食開始60分血糖値:75mg/dl

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合併症の発症以前の適切な助言、そして実行。
素晴らしいです。

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by hanahanak2 | 2013-06-12 23:53 | 急性中耳炎 | Comments(0)