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急性中耳炎と診断しては抗菌薬でした

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
また、危惧しているのは、耳汁・鼻汁・咽頭喉頭からの検出菌分離菌を起炎菌と自動診断する伝統。


昨日の患者さん。
20年前からのカルテ記載がありましたので紹介してみます。

平成4年6月
左急性中耳炎と診断し、何の疑いも無く、
セフスパン 3日分、
軽快するも、発熱・咳、
セフスパン 3日分、追加。
その後、
他医にて、バナン
7月
左鼓膜自壊し耳漏を呈し、
何の疑いもなく
セフスパン 3日分
耳漏続くので、
セフスパン 3日分 追加。
7月下旬に治癒状態。

5歳で、夏。
今考えると、
抗菌薬で治ったというより、自然治癒でした。

その後、アレルギー性鼻炎症状ひどかったですがコントロール出来ず、通院は無くなっていました。

恥ずかし中耳炎診療の1例でした。

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「食後高血糖」のため、「スーパー糖質制限食」実行中です。

本日昼食開始後60分:140mg/dl、でした。

朝食後、夕食後に比べると、やや高値ですがOKの数値でした。

ジャヌビア中止したにも関わらずこのコントロール。

素晴らしい。

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by hanahanak2 | 2012-11-05 15:50 | 私の投薬状況今昔 | Comments(0)