抗菌薬パンフレットから

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。


「オゼックス細粒小児用」のパンフレットを何気なく眺めていました。
何か変・・・・・。
やっぱり変・・・・・・・。


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私は思います。

気温の上昇とともに、繰り返すウイルス性呼吸器感染症の頻度・重症度が低下します。

そうすると、

難治だ難治だと言うていた急性中耳炎は、治癒改善に向かう経過をたどります。

低年齢児は免疫が少ないので、繰り返しウイルス感染を受けて、抗体を作っています。

つまり、

「風邪をもらっては抗体を作る」の繰り返しが健康な身体を作る重要な仕事なんです。

その作業の邪魔をしないで欲しいです。

ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎に抗菌薬を使い続けることは、

次の世代の人達に、効果のある抗菌薬を残せない事態になります。


こんな事、

抗菌薬製造販売会社は、十分に分かった上での販売活動と思いますよ。

発売後の治験データ(投与前後の「白血球数とその分類」)を、お願いするのですが実現したことは皆無です。
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by hanahanak2 | 2012-08-29 09:56 | 急性中耳炎 | Comments(0)