急性中耳炎 症例268

四国徳島からです。

急性気道感染症の代表である急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、ウイルス感染症と断定可能なほど、その起炎微生物は、細菌ではなくウイルスと思います。

20歳代の患者さん。
受診理由は「発熱と耳漏」でした。
乳幼児期には急性中耳炎で長期間通院していて、現在も毎年急性中耳炎を発症しているとの事でした。

a0082724_11463325.jpg

右耳漏が確認されます。
鼻中隔は右へ左へ、緩やかに鋭く彎曲しています。
大量粘膿性鼻汁も確認されます。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎です。

経験的に、これは、ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎です。

ヒドイからという理由で、抗菌薬(抗生物質)の使用は止めて欲しいのです。

もし

抗菌薬を使うのであれば、

「白血球数とその分類」検査の結果、

顆粒球(ほぼ好中球)1万以上、リンパ球3千以下に

該当すれば細菌感染症と判定し、使用して下さい。
該当しなければ、ウイルス感染症ですから、使うのは我慢して下さい。

訓練すれば恐くないです。

反対に、使うべき患者さんに使う時に恐いです。私は。

使った時には、効いてくれるかどうか不安です。
使った時には、偽膜性大腸炎とか起こさないか心配になります。

将来に向けての健康を獲得する為には、

鼻中隔弯曲症を治すことです。

耳鼻咽喉科医からの大きなプレゼントになるはずです。

知ってか知らずか、再診は無かった。

残念・・・・・・・・
[PR]

by hanahanak2 | 2012-03-17 12:06 | 急性中耳炎 | Comments(0)