左膿性鼻汁、左鼻閉

四国徳島からです。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎はウイルス性急性上気道炎と考えて診療を始めるべきと思います。
耐性菌による細菌感染症とするには無理があります。
鼻汁・耳漏から細菌が検出されるからですか。
RSウイルス等のウイルス検査はしないのですか。
「白血球数とその分類」検査は意味が無いのですか。

23歳の患者さん。
左膿性鼻汁、左鼻閉の訴えでした。
私の額帯鏡下の鼻鏡検査では異常所見は認めず。
いつものことです。
鼻腔前半しか見えず、正確な診察は不可能です。
ファイバースコープ検査、
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額帯鏡下では決して分からないことが目の前にハッキリと。
①左への大きな鋭い突出が認められました。最高度の鼻中隔彎曲
②左中鼻道に大量膿性鼻汁
③右中鼻道には鼻汁無し。

診断
鼻中隔弯曲症

②左ウイルス性急性副鼻腔炎。

「白血球数とその分類」検査やRSウイルス迅速検査から、経験的に急性中耳炎・急性副鼻腔炎を確認した場合はウイルス感染症としてスタートするのが自然です。

鼻腔・副鼻腔症状の診察には、鼻中隔の状態の詳細な観察が必須と思います。

難しいことではないと思うのですが、
何で、
細菌感染かウイルス感染かの区別をやろうとしないのか不思議です。

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by hanahanak2 | 2012-02-27 22:07 | 鼻中隔弯曲症 | Comments(0)