危険な投薬?

四国徳島からです。

薬による健康被害を少なくする為にも、抗菌薬(抗生物質)の使用は細菌感染症か否かを診断してからにする。解熱鎮痛剤も通常使うとすればアセトアミノフェン製剤のみにする。複数成分は避ける。
感染症診療の基本と思います。


60歳代の患者さん。
当院受診2日前に38.6度の発熱、
かかりつけ医へ受診しインフルエンザ迅速検査して陰性、
その結果、
トミロン
ロキソニン
ペレックス配合顆粒
マーズレンS

4種の投薬を受け内服中、
解熱したが嗄声(声がれ)を来したと当院受診されました。
当院での「白血球数とその分類」検査では、顆粒球1万以下でしたので、
「現時点では抗菌薬は必要ないです」と言わざるを得ない状態でした。

不思議なのは、
インフルエンザ迅速検査で陰性となると、抗菌薬が出る、という行動。
インフルエンザ陰性ということは、全てのウイルス性感染症を否定出来た分けではないのはどなたもお分かりと思います。
もうひとつ気掛かりなのは、
解熱鎮痛成分として、
ロキソニンのロキソプロフェン
ペレックス配合顆粒中の、サリチルアミドとアセトアミノフェン
3種類の解熱鎮痛剤成分を定期に服用していることになっていました。

まとめると、
①「白血球数とその分類」で顆粒球1万以下でしたので、抗菌薬は不要となりました。
②通常、解熱鎮痛剤はアセトアミノフェン製剤の頓用にしたいところです。
3種類を定期に服用は恐いです。

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by hanahanak2 | 2012-02-19 14:32 | Comments(0)