急性咽頭炎での咽頭痛ですが、その他にも色々。

四国徳島からです。

急性咽頭炎も注意しないとウイルス感染症の場合が多いと思います。
白血球数とその分類」で細菌性かウイルス性かを可能な限り区別する必要があります。
溶連菌迅速検査では、常在溶連菌を拾って来る可能性があるそうです。


23歳の患者さん。
咽頭痛と痰の訴えで来院されました。
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可哀想なほどに、多種の不具合を認めました。
①受診目的のノドは、咽頭後壁に白苔がびっしりと認めました。咽頭痛・痰の原因です。これだけで細菌感染症と断定するのは止めて下さい。
②鼻中隔が右へ鋭角的に突出していました。強い鼻閉が想像出来ます。
③上から目線の口蓋扁桃は突出強く、高度な扁桃肥大が伺われます。
④鼓膜には乳幼児期の急性中耳炎との戦いの痕跡、ポケットが見られます。

将来を見越したアドバイス、
①鼻中隔矯正術
②口蓋扁桃摘出術。
高度なイビキ・睡眠時無呼吸を解決しないと快適健康生活は得られないと思います

そして、白血球数とその分類、
末梢血液白血球数 8,200/μl
咽頭後壁にハッキリと白苔が有るに関わらす白血球数が正常、
ウイルス性急性咽頭炎、です。
つまり、
抗菌薬(抗生物質)は不必要なんです。
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by hanahanak2 | 2012-02-07 17:06 | 白血球 | Comments(0)