鈎状突起に注目
四国徳島からです。
咳がひどいから抗菌薬(抗生物質)、痰がからむから抗菌薬、
それは、理屈に合わないと思います。
昨日書き込みした77歳の患者さん。
私の鉄則、
咳痰症状の診療は「ファイバースコープ検査」から始まります。
鈎状突起が中等度肥大。
それが為、前部副鼻腔(上顎洞・篩骨胞・前頭洞)自然口からの換気不良に陥り、鼻汁排出から後鼻漏、そして咳を誘発すると、私はいつも言うのです。
出来上がってしまった慢性副鼻腔炎ですが、重症ではないですが、どうゆう治療管理が最も適切か、何とも歯がゆい所があります。
後鼻漏の管理をどうするか。
年齢を考えた診療が大切です。
高齢だから手術は出来ませんでは納得を得られない場合もありますし。
by hanahanak2 | 2011-11-12 15:30 | 後鼻漏 | Comments(3)
副鼻腔炎の手術はこの鈎状突起を除去するのですよね?