アレルギー性鼻炎の背後には鼻中隔弯曲症
四国徳島からです。
台風12号は、高知県に上陸、徳島県を縦断して行きました。
39歳の患者さん。
毎朝毎朝、ティッシュを山と使うのが恒例行事、との事。
どなにかなりませんかと受診されました。
耳鼻咽喉科へは1回行ったきりだそうです。
額帯鏡下で、下鼻甲介の蒼白肥大を高度に、水様性鼻汁も多量に認めました。
アレルギー性鼻炎がひどそうでした。
ファイバースコープでは、
鼻中隔の突出・彎曲が左右に出現していました。
これを是正してあげると著効(鼻呼吸)を獲得出来そうです。
とにかく、言うだけは言うてあげないと、生涯こんな調子で過ごすのは本人さんも苦しいですし、周囲の人達にも迷惑と思いますので、
薬物療法、手術療法を説明したことでした。
健康生活の基本、鼻呼吸が無意識で出来ることです。
by hanahanak2 | 2011-09-03 17:31 | アレルギー性鼻炎 | Comments(0)