急性中耳炎 症例132 その8

四国徳島からです。

急性中耳炎、「治るのを待つ」診療を心掛けております。
しかし、6歳を過ぎても繰り返す場合には、その原因を追及するのです。


7歳8ヶ月になりました。
当院初診は6歳4ヶ月。
2010年8月4日に書き込みしました、治癒判定した患者さん。
しかし、今年1月に再発しました。
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難治性中耳炎とアデノイド肥大。
関連病院へ紹介のうえ、アデノイド切除をお願い致しました。
鼓膜切開も実施しましたと帰ってきました。
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本当にきれいなアデノイド切除でした。
そして、現在、7月です。
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透明感十分な鼓膜になりました。
アデノイド切除後の傷、きれいに治っておりました。
2回目の中耳炎の治癒宣言を致しました。
6歳を越えての未治癒急性中耳炎、咽頭・鼻腔・副鼻腔の検索が必要です。

最後の問題があります。
耳鼻咽喉科で最も治りにくい症状のひとつ、後鼻漏がべったりと切除後の咽頭後壁にみられます。

重要なことは、「重症度を考慮した抗菌薬」ではありません。
重要なことは、「重症度を考慮した処置(手術)」です。
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by hanahanak2 | 2011-07-03 21:24 | 急性中耳炎 | Comments(0)