1ヶ月続く微熱と咳

四国徳島からです。

76歳の患者さん。
咳が止まらない、微熱が続くの訴えで来られました。

抗菌薬(抗生物質)の投与は既になされておりました。
①その抗菌薬が効かない起炎菌が原因なのか
②持続するウイルス感染が原因なのか
③細菌もウイルスも無関係の粘膜病変そのものが原因なのか
と考える分けです。
それではと、抗菌薬を次のに変更して使うのはどうなんでしょう。
a0082724_15532727.jpg

中鼻甲介、鈎状突起の粘膜は膨張感を呈し鼻汁分泌多そうな感じでした。
右中鼻道には大量の粘膿性鼻汁が後方へ流れていました。
それが咽頭喉頭にからんでおりました。
末梢血液白血球数 5,100/μl
以上、細菌が活発に活動している状態の確率は低いと思います。

抗菌薬無しでの経過観察が妥当と思います。

風邪症状が長引く時には、鼻腔・副鼻腔入口部・咽頭・喉頭ファイバースコープ検査をお勧めします。
簡単に重要な情報が確実に得られます。

[PR]

by hanahanak2 | 2010-09-28 16:05 | 慢性副鼻腔炎 | Comments(0)