鼻ポリープ
67歳の患者さん
とにかく「鼻づまり」、寝ても覚めても「鼻づまり」と来院されました。
額帯鏡下、クリニカライト下程度の視診では、
鼻腔後部にファイバーを進めて行くと、
問題点は、
①左への鼻中隔彎曲、
②左上鼻道に大きなポリープ。咽頭へ伸びている。
③右中鼻道にも大きなポリープ。
④左中鼻道に小さいポリープ。鼻閉の原因にはならない。
22年前に当院受診ありました。
右ポリープを発見しておりましたが、通院が途切れています。
ファイバースコープでの検査をしていなかったから、説得力がなかったかも知れません。
患者さんと相談の上、切除・摘出の方向で話を進めたいと思います。
十分な視診が如何に重要かを知らされた患者さんでした。
by hanahanak2 | 2010-03-13 14:46 | 慢性副鼻腔炎 | Comments(0)