クラリスロマイシン内服中でした。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎に対する「これでもか抗菌薬診療」は早急に中止して欲しいものです。

3歳7カ月児。
「右耳痛・耳漏」にて受診されました。
クラリスロマイシン内服中でした。
a0082724_21410561.jpg
右鼓膜が自壊して耳漏を呈しています。
鼻汁は右に大量です。
右鼻腔は狭いです。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、細菌感染症ではありません。

末梢血液白血球数:10,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数 2,900/μl
       単核球数   800/μl
       顆粒球数  7,200/μl H
ウイルス感染症は明らかです。
抗菌薬は使うべきではありません。

選択は、モンテルカスト細粒+メプチンドライシロップ。
そして、
プロペト(白色ワセリン)でのスキンケアを勧めました。

糖質制限も欠かせません。

============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:113mg/dl。
6年目進行中。

===========================================

a0082724_22055364.jpg
「ごはん1杯(150g)は、角砂糖14個分の糖質」
「56gの糖質」
どんなに考えても危険です。

============================================




[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-21 22:09 | 急性中耳炎 | Comments(0)

各論になると迷走

その医療、ホントに要りますか…風邪に抗生物質は効きません!
1/15(月) 12:11配信 ヨミドクター
読売新聞東京本社調査研究本部主任研究員 田中秀一
 厳しい寒さが続き、風邪がはやっています。医師にかかると抗生物質を出されることが多いのではないでしょうか。しかし、厚生労働省が作った薬の使用指針では「風邪(感冒)に抗生物質は使わない」と書かれています。風邪と抗生物質、どう考えたらよいのでしょうか。
原因の9割はウイルス
 抗生物質(抗菌薬)には細菌を殺す効果があり、感染症の治療に欠かせない薬です。風邪にも広く使われており、全国の医療機関のレセプト(診療報酬明細書)データでは、急性上気道炎(風邪)の6割以上に抗生物質が使われていました。
 しかし、風邪の原因の9割は、細菌よりはるかに小さいウイルスで、抗生物質は効きません。これは、患者に薬を使用した海外の多くの研究で確かめられています。使用すると、逆に下痢、嘔吐(おうと)などの副作用が増えるのです。
 実は、多くの医師もこのことは知っています。それなのに抗生物質を処方するのは、風邪をこじらせて肺炎などになるのを防ごうと考えているからです。しかし、肺炎などの予防効果もほとんどないことが、様々な研究で明らかになっています。
国の指針は「感冒には使わない」
 そこで、厚労省は2017年、抗生物質の使用指針「抗微生物薬適正使用の手引き」を作り、薬が不要な場合と有効な場合を示しました。
 それによると、急性気道感染症(風邪)は、大半を占める「感冒」のほか、「急性鼻副鼻腔(ふくびくう)炎」「急性咽頭炎」「急性気管支炎」に分けられています。
 このうち感冒は、熱の有無にかかわらず、<1>鼻水、鼻づまり(鼻炎症状)、<2>喉の痛み(咽頭痛)、<3>せき、たん――の3症状いずれもが表れる場合をいいます。手引きは、感冒に対して抗生物質を「使わないことを推奨する」としています。
 急性鼻副鼻腔炎は、3症状のうち、何日間も鼻がつまったままで、においもわからないなど、特に鼻炎症状が強い場合を指します。喉の痛みが特に強ければ急性咽頭炎、せきやたんが長く続く場合(通常2~3週間)を急性気管支炎と呼びます。
 軽度の急性鼻副鼻腔炎では抗生物質の効果はみられず、副作用の方が大きい。ただ、粘りの強い鼻水が多く出る、顔面に痛みがある、など症状が重い場合は抗生物質の使用を検討します。また、小児では、▽鼻水などが10日間以上続き、せきもある▽39度以上の熱と、膿状の鼻水が3日以上続く――などの場合に抗生物質の使用を考える、としています。
 急性咽頭炎は、細菌検査で溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)が検出された場合に限って抗生物質を使用します。急性気管支炎は、慢性呼吸器疾患などの持病がある人や百日ぜきを除き、抗生物質を使いません。薬を使っても、せきが早く治まるわけではないからです。
 結局、風邪の中で抗生物質が必要なのは、ごく一握りで、1割にも満たないのです。
使いすぎで「薬剤耐性菌」が問題に
 厚労省が手引きを作成したのは、抗生物質の使いすぎで、薬の効かない「薬剤耐性菌」が問題になっているからです。耐性菌は治療が難しく、英国では年間約5000人、米国では2万3000人が死亡しているといいます。日本でも英米同様に多数の人が命を落としているとみられます。風邪など軽い症状に乱用していると、肝心な時に効かなくなってしまうのです。
 厚労省は、抗生物質の使用量を2020年までに3分の1減らすことを目指しています。それだけ不適切な使用が横行しているともいえるでしょう。
 残念ながら、風邪と薬に関する知識は広まっていません。手引きの作成に当たった国立国際医療研究センター国際感染症センター長の大曲貴夫医師らが、一般市民にインターネットでアンケートしたところ、「風邪に抗生物質が効く」という誤った回答が44%に上りました。
「薬が必要な状態ですか?」と尋ねましょう
 では、医師から「風邪ですね。抗生物質を出しておきます」と言われたら、どうしたらいいでしょうか。筆者は「風邪なら必要ありません」と断っています。それで角が立つことはないと思いますが、言いにくいかもしれません。大曲医師は「風邪に抗生物質は効かないと聞きました。薬が必要な状態ですか?」と聞くようにアドバイスしています。
 無用な薬は患者の医療費負担を増やし、副作用被害も招きます。自らの健康を守るために、医師に対してしっかり尋ねることは大切ですね。

田中秀一 (たなか・ひでかず)
 医療情報部(現医療部)、社会保障部、論説委員、編集局デスクを経て現職。長期連載「医療ルネサンス」を18年担当、現代医療の光と影に目を凝らしてきた。「納得の医療」「格差の是正」をテーマとしている。

読売新聞連載の「医療ルネサンス」、
学会寄りの記事です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
溶連菌迅速検査は溶連菌の検出検査です。
陽性だったら起炎菌ではないと思います。
「抗菌薬適正使用」に逆行する記事になってしまっています。

=============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:102mg/dl。

============================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-21 00:06 | 抗菌薬適正使用 | Comments(0)

抗菌薬適正使用は避けられません。



ついに「抗生物質が効かない」時代がやってくる
1/15(月) 8:32配信  WIRED

抗生物質が効かない耐性菌の出現により、かつて容易に治療できたありふれた感染症が多くの命を奪う事態が現実化しつつある。急速に進化する微生物たちを相手に、研究者たちは被害を最小限に抑えるための方策をたてようとしている。その終わりなき闘いの行方とは──。
1928年、スコットランドで夏の休暇を過ごしたアレクサンダー・フレミングがロンドンの研究室に戻ったとき、科学が自然を支配する新たな時代が始まった。
研究室にあった黄色ブドウ球菌のサンプルが、青カビ(学名Penicillium notatum)で汚染されていた。その部分だけ黄色ブドウ球菌の生育が阻止されていたのだ。
この「ペニシリン」の発見以来、フレミングとその後継者たちが発見したさまざまな抗生物質は、世界中で無数の命を救い、計り知れない苦痛を取り除いてきた。しかし、その最初の瞬間から、抗生物質の時代にはいずれ終わりが来ると、研究者たちは知っていた。
彼らが知らなかったのは、「終焉の時」がいつなのかだ。
ポスト抗生物質時代がやってくる
微生物が抗生物質への耐性を獲得するのは、不可避の自然現象だ。偶然の産物として、数個体の微生物が、薬剤から身を守る遺伝子を授かり、それらが耐性遺伝子を周囲に広める。自らの子孫だけでなく、ときには近隣の個体への水平伝播も起こる。
現在、ようやくデータを手にした計量疫学者たちが、この現象をモデル化するために解析を行っている。だが、誰ひとりとして、こうしたツールをつかって抗生物質時代の終焉を予測しようとは考えていない。終わりはもう来ているのだ。
その代わり、彼らは耐性菌が多数派となるのはいつなのか、それを食い止めるために医師たちに何ができるのかを解明しようとしている。
2013年、米疾病予防管理センター(CDC)の当時の所長トム・フリーデンは記者会見で、「警戒を怠れば、ポスト抗生物質時代はすぐにやってくる」と述べた。それからわずか4年後のいま、CDCによれば、わたしたちはまさにそのまっただなかにいる。
「汎薬剤耐性菌の存在がその根拠です」と、CDCの抗生物質戦略調整班を率いるジーン・パテルは言う。「感染に効く抗生物質がないという、ただそれだけの理由で、少し前までは容易に治療できた感染症で多くの人が亡くなっています」
抗生物質時代の終焉と、新時代の到来
16年8月、ネヴァダ州リノの病院で、臀部に細菌感染を発症した70代の女性が受診した。病原菌は、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)と呼ばれる、非常にしぶとい種類だった。
そのうえ、この菌はカルバペネムだけでなく、テトラサイクリンやコリスチンなど、現在市場に流通している26種の抗生物質すべてに耐性を備えていた。数週間後、彼女は敗血性ショックにより亡くなった。
パテルのような公衆衛生の専門家にとって、この症例は抗生物質時代の終焉と、新時代の到来を告げるものだった。いまや問うべきは、こうした汎薬剤耐性菌がどれだけ早く広まるかだ。「抗生物質で治療できない感染症が、治療可能な感染症を症例数で上回るのはいつなのか。これを予測するのは非常に困難です」と、パテルは言う。
一度その予測に挑んだパテルは、難しさを身をもって知っている。02年、ミシガン州の40歳男性患者の脚の慢性潰瘍から、バンコマイシン耐性ブドウ球菌が初めて発見された。
これは不吉な知らせだった。なぜならブドウ球菌は、ヒトの細菌感染の原因菌として最もありふれた種類のひとつであり、バンコマイシンはその治療薬として最も一般的なものなのだ。
しかも、耐性遺伝子が見つかったのはプラスミドのなかだった。プラスミドは、染色体から独立して細胞質内を漂う環状DNAであり、容易に個体間を行き来する。
CDCの疫学者たちは、パテルら微生物学者たちと共同で、この耐性菌の感染拡大の範囲と速度を予測するモデルを構築した。パテルは当時を振り返り、正確な数字は覚えていないが、ぞっとするような結果だったと話す。
「わたしたちは極めて重大な懸念を抱きました」と、同氏は言う。
幸いこのケースでは、彼らのモデルは杞憂に終わった。02年以降、バンコマイシン耐性ブドウ球菌の症例報告は13件だけで、死者は1人も出ていない。
複雑な要素が絡まり合う予測
予測が大きく外れたことに、研究チームは困惑した。だが、こうした難題は生物学にはつきものだ。
「この細菌は、ラボでは容易に培養できたにもかかわらず、ヒトからヒトへの感染は見られませんでした」と、パテルは言う。その原因は不明だが、可能性として考えられるのが、耐性遺伝子にはコストが伴うというものだ。
耐性遺伝子はブドウ球菌に、宿敵である抗生物質に対抗する力を授ける。だが、まさにそのDNA断片のせいで、耐性菌はヒトの体外では生存困難なのかもしれない。
さらに、病院の診療手順や発生時期、地理的要因なども、感染率に影響を与えた可能性がある。複雑な要素が絡まり合うこうした予測は、まるで気象予測のようなものだ。
「手計算や頭のなかでの思案で答えを出すことはできません。シミュレーションモデルにすべての要因を組み込む必要があるのです」と、ジョンズ・ホプキンズ大学の公衆衛生学研究者、ブルース・リーは言う。
リーはシカゴおよびカリフォルニア州オレンジ郡の公衆衛生部局と共同で、前述したネヴァダ州の女性を死に至らしめた細菌、CREの院内感染が発生した場合、どのような経路をたどる可能性が高いかを予測した。
パテルらによるバンコマイシン耐性ブドウ球菌の感染拡大予測もそうだったが、旧来のモデルでは前提条件はすべて等式だった。極めて複雑ではあったが、そこではヒトの行動、病原菌の生物学的特徴、それに両者と発生環境の相互作用といった要因は考慮されていなかった。
「耐性菌の感染拡大を詳細に予測したければ、無数の異なるシナリオをあてはめることができる、データ重視のシミュレーションモデルを構築すべきだというのが、公衆衛生分野の常識になりつつあります。わたしたちはだんだん気象学者に似てきました」と、リーは言う。
CREの集団感染の源を探る
リーは16年に発表した論文で、オレンジ郡の28カ所の救急病院と74カ所の介護施設でCREの集団感染が発生する可能性について検討した。
そのモデルでは、仮想の各施設にそれぞれ実際の施設と同じベッド数が割り当てられ、施設間のつながりも実データに基づいて決定された。また、一人ひとりの患者は仮想エージェントとして表現され、日によってCRE感染または非感染のいずれかの状態に設定された。
患者であるエージェントは施設内を動き回り、医師や看護師、ベッドや椅子やドアとの接触を億単位で繰り返した。シミュレーションは毎回変数を微調整しつつ、繰り返し行われた。
その結果、感染抑制対策を強化(患者が汎薬剤耐性菌に感染していないか定期的に検査する、感染が判明した患者を隔離するなど)しない限り、10年以内にオレンジ郡の医療施設ほぼすべてにCREが常在化する事態になることがわかった。
しかも、いったんCREが医療施設に侵入すると、根絶はきわめて困難だった。「家のなかのシロアリを根絶するようなものです」と、リーは言う。「すべてがつながっているところにいったん入り込むと、切り離すことのできない生態系の一部になってしまうのです」
だが、誰がCREの感染源になるかを医師や看護師が迅速に特定できれば、少なくとも院内感染の脅威を封じ込めることはできるはずだ。たとえその患者本人に対して、医療従事者ができることはほとんどないとしても。
結論は、悲観的なものだった
いまのところ、汎薬剤耐性菌のヒトからヒトへの感染が発生しているのは、幸いにもリーのスーパーコンピューターのなかだけだ。実世界での症例報告はまだひとつもない。
だが、パテルらCDCのチームは、監視の目を光らせている。もし症例が発見されれば、それは事態が新たな局面を迎えたことを意味すると、パテルは言う。
監視態勢の強化のためにCDCは16年、1,440万ドルを投じて、7つの地域主幹研究施設からなる専門ネットワークを設立し、病院で採取された微生物サンプルの遺伝子検査を効率化した。
また、現在CDCが試験運用しているプログラムがいずれ全面施行されれば、米国内のすべての病院がCDCの監視システムと直結し、深刻な耐性菌の症例をほぼリアルタイムで自動的にフラグ付けすることが可能になる。
一方で、新たな抗生物質の開発にも世界の注目が集まっている。だが、こちらも状況は芳しくない。世界保健機関(WHO)は17年8月、現在臨床試験の段階にある抗生物質について分析したレポートを公表した。
その結論は、薬もイノヴェイションも足りないという悲観的なものだった。実用化を控えた51種の抗生物質のほぼすべてに対し、既知の耐性菌がすでにある程度の抵抗性を示していたのだ。
パテルやリーのような研究者たちが望むことは、いまある脅威を最小限に抑え、新たな脅威の発生をいち早く察知することによって、製薬会社が新薬を開発する時間を稼ぐことだ。
抗生物質の時代は終わった。だが次に何が来るのかは、まだ定かではない。
MEGAN MOLTENI

=============================================================

[スーパー糖質制限]実行中。
23時血糖値:97mg/dl。

================================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-19 23:00 | 抗菌薬適正使用 | Comments(0)

オゼックス内服しましたが・・・・

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。

2歳0カ月児の患者さん。
抗菌薬を飲んでいるのに中耳炎が治らないと遠路来院されました。
a0082724_22091889.jpg
全身状態は良好です。
元気です。
左は治癒状態です。
右鼓膜は中等度の膨隆を認めます
膿性鼻汁は少々。

末梢血液白血球数:14,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数  8,100/μl H
       単核球数   1,800/μl H
       顆粒球数   4,500/μl
迷うことないウイルス感染症パターンです。
咳はほとんどなし。

投薬は、
モンテルカスト細粒とメプチンドライシロップ、
を、選択しました。

また、
スキンケアとしてプロぺト使用を指導しました。
①入浴後に全身に。
②食後に顔・首・手に。

受診時に抗菌薬が処方されたら質問して下さい。
「どうして抗菌薬を使うのですか」と。

=======================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:113mg/dl。

=============================================-

ついに国民の4割が「肥満」になった米国の末路
トランプ政権でさらに悪化する懸念も
ケネス・ロゴフ : ハーバード大学教授
2018年01月14日 東洋経済ONLINE
通商交渉で攻撃的な姿勢を取り、オバマ政権で導入された規制を根こそぎ廃棄しようとしている米トランプ政権。世界を覆う肥満問題への対抗策も、その犠牲者となりそうだ。肥満者の割合は急上昇している。放置すれば、ここ数十年にわたって目覚ましい改善を見せてきた世界各国の健康状態や平均寿命は、停滞どころか悪化に転じるおそれすらある。
現代のグローバル資本主義が抱える矛盾の1つは、8億人以上が飢えているのに対し、推計7億人(うち1億人は子ども)が肥満だということだ。
女性の平均体重は1960年代の男性の平均とほぼ同じに
米疾病管理予防センターの最新推計によれば、米国人のなんと4割が肥満だという(BMI〈体格指数〉が30以上の人を肥満と定義)。12~19歳の若者の2割が肥満であり、米国人女性の平均体重(75キログラム)は1960年の米国人男性の平均とほぼ同じか、それを上回っている。
1960年の女性の平均体重は約63キログラム。現在の米国人男性の平均体重は約88キログラムだ。この間、米国人の平均身長は2.5センチメートルしか伸びていない。同様のことは世界中で起きており、肥満者の割合は欧州、南米、そして中国でも上昇している。
肥満によって2型糖尿病、心臓発作、特定の種類のがんのリスクが著しく高まることを示す証拠は豊富に存在する。関連医療費は驚くべきもので、米国だけで推計年間2000億ドル(約22兆円)近い。肥満児の割合が世界的に上昇する中、将来の成人人口における健康問題は大幅に悪化することが懸念されており、医療費は大きく上昇する可能性が高い。
肥満の原因は多様かつ複雑だが、多くのエビデンスが示唆するのは、加工食品重視の文化や座ったままでいることの多いライフスタイルが問題の核心にあるということだ。
栄養についての啓蒙活動の改善に乗り出している政府は多い。しかし残念ながら、こうした政策努力は、加工食品・ファストフード業界の広告宣伝や、これら食品を全世界に売り込もうと画策する米国の業界ロビー活動を前にかすんでしまっている。
子どもをターゲットにした広告は規正必要
1993年の北米自由貿易協定(NAFTA)締結以降、メキシコの成人肥満率が上昇した事実は見逃せない。同協定の下で行われた加工食品産業への直接投資や広告宣伝の増加は、肥満を誘発する重大要因となっている。メキシコでは、糖分を多く含む清涼飲料水の消費は1993年から2014年の間に3倍近くに増加した。同じくNAFTA加盟国のカナダでも肥満率は上昇している。米国からの輸入によって果糖価格が急激に低下したことが一因となっているのである。
政府の対策が緩慢なのは残念だ。肥満対策の啓蒙活動は、あまりにも長期間、摂取カロリーを機械的に制限することに集中しすぎていて、食品の種類によって食欲に与える影響が劇的に違うことを考慮していない(これは米ハーバード大学医学大学院のラドウィグ教授が著書の中で強調している点だ)。
啓蒙活動に加えて、子どもをターゲットにした広告にはさらに強い規制をかけるべきだ。人生の早い段階で肥満になると、生涯にわたって続く問題へと発展しかねない。さらに、ラドウィグ教授、米タフツ大学のモザファリアン教授、筆者の3人は、加工食品にも課税することを提案している。
だが、トランプ政権はオバマ政権の政策を解体するのに忙しく、この政権に肥満対策を期待するのは幻想というものだろう。だからこそ、米国と新たな貿易協定を結ぼうとしている国(EU〈欧州連合〉離脱後の英国やNAFTA再交渉後のカナダなど)は警戒せねばならない。貿易協定の条項によって、肥満との戦いで自らの手を縛ることになりかねないからだ。


==============================================





[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-18 23:02 | 急性中耳炎 | Comments(0)

花粉症と保湿

こんな記事がありました。

a0082724_23000231.jpg
スキンケアで花粉症等のアレルギー疾患が予防できる。
こういう記事を頻繁に見かけます。
新たな常識なんですね。

兎に角、スキンケアは、あらゆる年齢層の方々にとって切実な事柄です。
「プロペト」によるスキンケアを提案していきたいと思います。

===============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

===========================================


[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-17 23:08 | Comments(0)

光免疫療法

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限をお勧めしています。

いよいよ始まりです。

<光免疫療法>近赤外線で治療 がんセンター3月から治験へ
1/13(土) 7:30配信  毎日新聞。
 近赤外光を使ってがんを治療する「がん光免疫療法」の国内初の治験(臨床試験)が、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)で3月に始まることが決まった。再発頭頸(とうけい)部がん患者を対象に実施する。同療法の実用化を目指す米製薬ベンチャー「アスピリアン・セラピューティクス社」が13日にも発表する。同療法は、米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員が開発した。
 がん細胞表面のたんぱく質に結びつく「抗体」に、近赤外光によって反応を起こす化学物質を付着させ、患者に注射。患部に近赤外光を当てると化学物質が反応し、がん細胞の細胞膜を傷つけて死滅させる。
 近赤外光はテレビのリモコンに使われ、人体には無害。がん細胞だけを狙って攻撃できるため副作用が少なく、手術や抗がん剤などで治らない進行がん患者の新たな治療の選択肢として注目されている。
 治験は、米国で2015年に始まった。従来の治療で治らず再発した舌がん、咽頭(いんとう)がんなど頭頸部がん患者を対象に実施した結果、安全性が確認され、効果を調べる段階に進んでいる。公表データによると計15人の患者のうち14人のがんが縮小し、そのうち7人はがんが消失したという。残る1人もがんは悪化していない。
 ア社は昨年12月、厚生労働相に米国と同様に頭頸部がんを対象とした治験計画を届け出た。今後、倫理審査委員会を経て、安全性を確認するため少人数の患者に実施する。がん研究センター東病院の土井俊彦副院長は「光免疫療法は他のがんへの応用も含め、さまざまな治療の可能性が考えられる。患者が海外で治験を受けることは難しく、国内での承認に向けた治験実施は重要な意味を持つ」と話す。【永山悦子】
 小林久隆・NIH主任研究員の話 この治療法の論文を11年末に発表してから約6年で、日本で治験が始まることになった。少しでも早い実施が患者の皆さんの役に立つと理解していたので、ようやくここまでたどりついたという思いだ。

がん治療は大きく変わりそうです。

===========================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:99mg/dl。

===============================================





[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-16 22:51 | がん | Comments(0)

喘鳴は消失しましたが・・・

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限をお勧めしています。

気管支喘息合併の鼻茸ありの慢性副鼻腔炎の77歳の患者さん。
昨年10月13日に書き込みした患者さん。
内視鏡下副鼻腔手術後2か月経過しました。
昼夜続いていた喘鳴は消失しました。
鼻閉もなきなりましたが・・・・・。
a0082724_22281762.jpg
手術の出来栄えにかなりの自信あったのですが、
中鼻道も嗅裂もポリープと膠(にかわ)状鼻汁を大量に認めました。
術前よりは少ないですが、
次第に増悪すると思われます。
好酸球性副鼻腔炎の特徴です。

モンテルカスト錠
アドエア250ディスカス
ナゾネックス点鼻液
を、続けます。

できれば今年中に再手術をしてはと思っています。
説得は困難が待ち受けています。

そして糖尿病管理ですが、
12月、
10時血糖値:110mg/dl。
HbA1c:6.6%
今月、
9時半血糖値:247mg/dl。
HbA1c:7.2%
糖質制限は確実に緩んでいました。

鼻茸(ポリープ)は、取り尽さないと喘息は治らない。
確実な糖質制限で糖尿病は治る。
その事は理解できているのですが・・・。
実行出来るのも出来ないのも人間なんですね。

=============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:110mg/dl。

============================================

a0082724_22554303.jpg
「酵素パワー蜂の子」全面広告の一部です。
「蜂の子」は「蜂のサナギ」です。
昆虫食の範疇に入ると思われます。
「低糖質・高たんぱく・高脂肪」食です。

低価格での大量供給を実現していただきたい所です。
勿論、残留農薬は極力少なくしていただきたい。
「蜂の子」では無理と思われます。

大量の昆虫食は、健康寿命の延長に貢献出来る事、確実です。
サプリメント程度では効果は限定的と思われます。

======================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-15 23:07 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)

抗菌薬適正使用は、日常診療から。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。

「左血性耳漏」にて受診されました。
耳痛の訴えは無かったそうです。
a0082724_21595624.jpg
左鼓膜は自壊しています。
鼓室内からの圧力が強かったのか外耳道皮膚も自壊しています。
右鼓膜は著変無しです。
急性副鼻腔炎、ありです。
末梢血液白血球数:9,500/μl。
重症急性中耳炎ですが、ウイルス性急性中耳炎です。
副鼻腔炎も、ウイルス性急性副鼻腔炎です。

投薬は、モンテルカストチュアブル錠、です。

ホント、
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

==============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:98mg/dl。

============================================-

a0082724_22251245.jpg
「おいしく減塩」では短命県返上は無理ですよ。
本丸に切り込まないと・・・・・・

===========================================




[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-14 22:30 | 急性中耳炎 | Comments(0)

鼓膜炎にも注目しています。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

1月10日に書き込みした患者さん。
翌々日、「声がれ」で受診されました。
a0082724_22204471.jpg
咽頭後壁・咽頭側索の白苔は減少傾向です。
声帯に白苔を認めます。
気管粘膜は発赤を認めます。
末梢血液白血球数:9,900/μl
細菌感染症は消退傾向を示しています。
服薬は続行です。

次の日、「ひどい咳が出た」との事。
a0082724_22295553.jpg
咽頭後壁・咽頭側索は次第に改善しています。
粘性の後鼻漏が出現しています。
声帯の白苔は消えています。
気管粘膜は、依然発赤を呈しています。
末梢血液白血球数:6,100/μl
改善が続いています。
ウイルス性急性副鼻腔炎の出現です。
そして、ウイルス性気管支炎も。
追加しました。
フルティフォームエアゾールを。
これで、一日一日、「鼻閉・鼻汁・咳・痰」は改善していく予定です。

問題の鼓膜炎は、
痂疲を除去すると鼓膜輪に明視できます。
まずは、
1~2週間毎のフェノール処置+適宜のプロペト(白色ワセリン)塗布
で、治療を始めました。
試行錯誤は続きます。

お一人お一人の患者さんに、私が教えられているように感じる今日この頃です。

=============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:107mg/dl。

==========================================

a0082724_22572253.jpg
人口10万人当たりの医師数で、徳島県が315.9人で最多を記録しました。
数々の医療統計で不振を続けているのとは大きなギャップです。
なんでかうまくいっていない徳島県です。

食事を考え直さないと・・・・・・

========================================








[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-13 23:04 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

1週間前にインフルエンザA罹患。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。

30歳代の患者さん。
1週間前にインフルエンザAと診断されタミフルを5日分服用し解熱しましたが、
大量膿性鼻汁が出現し当院受診されました。

a0082724_18100973.jpg
大量膿性鼻汁です。
重症の急性副鼻腔炎です。
咽頭後壁・耳管扁桃に腫脹認めます。
気管粘膜の発赤も認めます。

インフルエンザはウイルス感染症です。
そのウイルス感染症に伴って出現した大量膿性鼻汁(急性副鼻腔炎)は、
ウイルス感染症です。
膿性鼻汁だからと細菌感染症に移行した分けではないと思います。

末梢血液白血球数:8,200/μl
ウイルス性急性副鼻腔炎である動かぬ証拠です。

薬剤選択は、
モンテルカスト錠+麻黄附子細辛湯カプセル
と、しました。

今後は咳が次第に強くなる可能性があります。
その際には薬剤の入れ替えを予定しています。

最後に、
体調不良の時ほど糖質制限をとお勧めしました。

==========================================

「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:97mg/dl。

===========================================

a0082724_22012343.jpg
a0082724_22020300.jpg
先天性難聴の早期発見早期治療に重点を置いた記事です。
それ以上に重要なのは予防です。
風疹の予防接種は有名です。
その他遺伝子に傷を付ける多くの現象はまとめるのは無理でしょうね。
世代を超えて続く過剰糖質摂取も関係していると思います。

==========================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-01-12 23:19 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)